「安全神話」を復活させるのか・・・野田首相演説2011/09/24 07:03

 野田首相は、国連で「日本は、原発の安全性を世界最高水準に高める」と演説しました。呆れてものが言えません。3.11は日本の原発安全神話が崩壊した日です。
 25年前、チェルノブイリ事故の直後、日本政府は「日本の原発は安全です」を連呼していました。今回の福島事故の直後には、韓国の李大統領が早々「韓国の原発は安全」と言いました。フランスのサルコジ大統領も同様。あのチェルノブイリを経験したロシアでさえ、「ロシアの原発は世界一安全」と言っています。もちろん、日本も、3.11以前は「日本の原発は世界一安全」と言っていました。
 危険だからこそ「安全だ」と強調しなければならないのは分かっていますが、もうひとつの思惑があります。これらの国に共通しているのは、「原発輸出」推進国ということです。
 野田首相もあろうことか今でも「原発輸出」を推進する方針をとっています。そんな立場なら「世界最高水準の安全性」と吠えるのも当然です。世界中の放射能をまき散らした責任も反省もなんにもない。商売優先なのが見え見えで本当に恥ずかしい思いです。
 中身のない「安全」、危険を隠すための「安全」、「安全神話」を復活させてはなりません。神話というのは、言う方も悪いが、信じる方も共犯です。だまされないように。

原発の安全性 “世界最高水準に”(NHKニュース9/23)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110923/t10015799861000.html
「韓国の原発は安全」、李大統領がUAEで
http://www.afpbb.com/article/politics/2790529/6956541
ロシアの原発は「世界一安全」 プーチン首相が強調
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110430/erp11043019160009-n1.htm
サルコジ「フランスの原発は世界一安全」と自慢(パリジャン紙より)
http://blog.livedoor.jp/sabatasamezo/archives/51831980.html