反原発メッセージソング「ヒューマン・エラー」2011/12/14 22:20

FRYING DUTCHMAN humanERROR
 「電気がなくても生きていけるけど、自然がなくなったら生きていけないだろ!」フライング・ダッチマンが歌う「ヒューマン・エラー」。17分間の長い歌ですが、ついつい最後まで聞き入ってしまいます。歌の力、言葉の力って、すごいです。
 12・3デモ&集会でも披露されたそうです。ネットではすでに相当拡散、YouTubeでは27万回も再生されています。今さらとも思いましたが、まだ聞いてない方のために紹介したいと思います。
 「脱」原発ではなく、明確に「反」原発というスタンス。17分間かけてきっぱり言いたいことを言い切ってくれた。よくぞ言ってくれた!と思える実に見事な歌です。これまでのようなパロディや比喩で原発を批判するのではなく、堂々と真正面から理路整然と「原発反対」を訴えるその姿勢に感動すら憶えます。「原発絶対反対!ただちに撤廃せよ!」のフレーズがスローガンではなく詩的に響いて終わります。いつまでも余韻が残っています。テレビやラジオでどんどん流れるといいですが、マスメディアでは無理でしょうか。
 オフィシャルウェブサイトに載っている彼ら自身のメッセージには原発の「げ」の字も出ていません。例えばこう書かれています。『末期的に腐敗しているシステムに飲み込まれている世の中に向けて怒りと愛を込めてのメッセージソング「Human Error」!!』彼らは、単に原発に反対しているだけではないのです。人類が進歩とひきかえに失ったものへ思いを馳せ、原発に象徴される「システム」を撃ち、そして「愛=LOVE」を回復しなければいけない!と歌っているのです。

FRYING DUTCHMAN humanERRORーYouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ENBV0oUjvs0&feature=player_embedded
フライング・ダッチマン・オフィシャルサイト
http://fryingdutchman.jp/
シングルCD発売中〜 Amazonにて

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