ジャガイモの収穫(日記)2011/07/06 23:23

ジャガイモの収穫
 今日はジャガイモの収穫。ささやかな畑ですがコンテナ3杯にもなりました。植え付けをしたのが4月2日でしたから、ほんの3ヶ月ちょっとでこんなにたくさん採れて本当に感謝感激です。
 植えた頃は、この辺のカキ菜が出荷停止になったりして、放射能のひどい頃でした。はたして、このジャガイモは大丈夫だろうか?そんなことを考えながらいつも畑を見ていました。しかし、いざ、掘り始めると、大きなイモがゴロゴロ出てきてはうれしくて楽しくて、そんなこと忘れて夢中になっていました。
 畑の持ち主でもある隣のおばあちゃんも見に来て、立派なジャガイモに満足なようです。カキ菜の頃は放射能を心配していたおばあちゃんですが、今はまったくそんな素振りもなく、楽しそうに畑をやっています。いつのまにか、うちのおばあちゃんまで出てきてしまいました。平均年齢高すぎです。
 収穫したジャガイモは早速、秋田にいる娘に送ってやりました。妻とどうかなとちょっと思案しましたが「いつも秋田のいい野菜食べてるんだから、たまには足利の野菜食べたっていいだろ」という変な理屈で納得。
 晩ご飯には堀りたてのジャガイモをふかしてまるごと食べました。イモ掘りで疲れたからだにビールが美味い。自分で作った食べ物は格別です。
 さて、放射能はどうなのか?いろいろ考えてはみました。なにしろ、自分でこのジャガイモの放射能を測ることはできませんから。
 まず、公表されている 食品の放射能検査データをみました。すると、ジャガイモ(バレイショ)に関する主なデータです。いずれも1キログラム当たりのセシウム137の量です。
 福島県二本松市(6/23)56ベクレル
 その他、福島県内各地では 0ベクレルの所が多い
 群馬県沼田市(6/20)0ベクレル
 千葉県睦沢町(6/16)0ベクレル
これらのデータ自体が十分信頼できるとすれば、この辺りのジャガイモで高濃度汚染はないのかもしれません。
 次に放射性降下物の累積量を見ました。セシウム137は半減期が30年と長いので原発事故後に降り積もった放射能がそのまま土壌に残っていると考えられます。二本松市付近では1平方メートル当たり30万ベクレルに達する所もあります。前橋市では3000ベクレル、宇都宮市では1500ベクレルくらいです。ちなみに、福島県飯舘村では300万ベクレルを超えています。おそらく、この辺りの土壌の汚染度からみても、セシウムが高濃度で野菜に入ることはないと思います。
 一応、こんなことを考えて、このジャガイモ「食べても良し」としました。

 こんど、「放射能汚染と食品」について私の考えをまとめたいと思います。

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