チェルノブイリから25年2011/04/26 06:22

 1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故から今日でちょうど25年になりました。「チェルノブイリ」は広島、長崎につづいて、人類が経験した「核の悲劇」でした。そして、悲劇は今も続いています。
 今、日本の福島第1原発が大事故を起こし、放射能をばらまいています。これ以上、「核の悲劇」を繰り返してはいけない。そのために、私たちはどうしたら良いのでしょう。
 地震や津波を人の手でコントロールできないことは、誰でも知っています。しかし、私たち人類は「核の火」をコントロールできると思っています。また、私たちは、人間の行いや作った物に、100パーセントはないということも知っています。しかし、「核の火」は、100パーセントコントロールされなければいけないと思っています。
 「核の火」は消せない火です。福島原発事故は私たちに警告しています。私たち人類は「核の火」をコントロールできるのでしょうか。
 チェルノブイリから25年の今日、こんなことを考えていました。

コメント

_ Toorisugari ― 2011/04/29 18:21

TOSSという教師集団があります。
「原子力教育」として、原発推進を子どもに教え込んでいます。

例えば、次のような授業です。
http://tossmiyazaki.net/kiwa/ene/0608todaka-jusetu.htm

http://www.diced.jp/~yoshiiko/kiyoimizu/risuku.htm

http://www.page.sannet.ne.jp/tate-y/ene-5.htm

>発問4  チェルノブイリよりもひどい原子力発電の大事故は何年に1回ぐらいおこると計算されているでしょう。

>答えはその他です。100万年とか10億年とか言われています。つまり、これほど重大な事故はほとんど起こらないということです。チェルノブイリの事故は、機械そのものも古いのです。しかも、原子力爆弾の実験用のものを発電用に変えたもので、日本にある発電所とは全く違います。

こうした授業が、今まで平然と行われてきました。

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