原発危機に対処するリンク集ーその3 ― 2011/04/10 21:00
これまで、コマ切れでリンクを載せていますが、画面左側のカテゴリーCategoriesよりリンクを開けば、これまで掲載したリンクも含めてまとめてご覧になれます。
さて、今回は基本データ収集関係で役立つところを追加いたします。
●まずは現場のデータ・・・ご存知の通り不十分ですが
1、ふくいちライブカメラ
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/
東電が設置しているライブカメラですが、1時間毎に更新しています。原子炉からおよそ800m、4〜1号炉の順に垣間見えます。昨日(4/10)公開された福島原発を襲う 津波映像 もこの場所から撮影されています。
2、福島第一・第二原子力発電所モニタリングによる計測状況
http://www.tepco.co.jp/nu/monitoring/index-j.html
とてもリアルタイムとは言えませんが、6時間ごとに発表されています。
(参考)柏崎刈羽原発のリアルタイムデータ
http://www.tepco.co.jp/nu/kk-np/realtop/index-j.html
何でもない時はこのように公開されています。福島第1原発も事故直後まで公開していました。福島原発リアルタイム監視データは全世界が注目しています。今こそ全てを公開すべきです。「都合の良いデータしか見せない」と言われないために。
3、原子力安全・保安院/東日本大震災の影響について
http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake_index.html
この中の「各プラントの状況」を開くと、原子炉内部パラメータが公表されています。これが最も重要なデータなのですが、解読はちょっと難しい。それにしても見にくい。
4、東電プレスリリース/ホームページ掲載情報・・・原子炉の状態
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2011/2011-j.html
読めば分かりますが、極めて不十分です。はっきり言って新聞の方がよっぽどマシ。
●住んでいるところのデータ
ほぼリアルタイムの放射線量データはこちらから(各自治体)
東京都 http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/index.html
埼玉県 http://www.pref.saitama.lg.jp/page/housyasenryou.html
群馬県 http://www.pref.gunma.jp/05/e0900020.html
茨城県 http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/index2.html
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
新潟県 http://www.bousai.pref.niigata.jp/m/kinkyu_sizen/1592/index.html
福島県(暫定版) http://www.pref.fukushima.jp/j/index.htm
自治体によってその取り組みにはかなり差があります。このほか個人測定データのサイトも最近増えています。
こうした情報に個人が簡単にアクセスできるようになったのは、インターネットのおかげです。これもチェルノブイリ事故の時とは大きな違いです。ネットを使わない手はありません。
さて、今回は基本データ収集関係で役立つところを追加いたします。
●まずは現場のデータ・・・ご存知の通り不十分ですが
1、ふくいちライブカメラ
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/
東電が設置しているライブカメラですが、1時間毎に更新しています。原子炉からおよそ800m、4〜1号炉の順に垣間見えます。昨日(4/10)公開された福島原発を襲う 津波映像 もこの場所から撮影されています。
2、福島第一・第二原子力発電所モニタリングによる計測状況
http://www.tepco.co.jp/nu/monitoring/index-j.html
とてもリアルタイムとは言えませんが、6時間ごとに発表されています。
(参考)柏崎刈羽原発のリアルタイムデータ
http://www.tepco.co.jp/nu/kk-np/realtop/index-j.html
何でもない時はこのように公開されています。福島第1原発も事故直後まで公開していました。福島原発リアルタイム監視データは全世界が注目しています。今こそ全てを公開すべきです。「都合の良いデータしか見せない」と言われないために。
3、原子力安全・保安院/東日本大震災の影響について
http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake_index.html
この中の「各プラントの状況」を開くと、原子炉内部パラメータが公表されています。これが最も重要なデータなのですが、解読はちょっと難しい。それにしても見にくい。
4、東電プレスリリース/ホームページ掲載情報・・・原子炉の状態
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2011/2011-j.html
読めば分かりますが、極めて不十分です。はっきり言って新聞の方がよっぽどマシ。
●住んでいるところのデータ
ほぼリアルタイムの放射線量データはこちらから(各自治体)
東京都 http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/index.html
埼玉県 http://www.pref.saitama.lg.jp/page/housyasenryou.html
群馬県 http://www.pref.gunma.jp/05/e0900020.html
茨城県 http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/index2.html
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
新潟県 http://www.bousai.pref.niigata.jp/m/kinkyu_sizen/1592/index.html
福島県(暫定版) http://www.pref.fukushima.jp/j/index.htm
自治体によってその取り組みにはかなり差があります。このほか個人測定データのサイトも最近増えています。
こうした情報に個人が簡単にアクセスできるようになったのは、インターネットのおかげです。これもチェルノブイリ事故の時とは大きな違いです。ネットを使わない手はありません。
原発危機に対処するリンク集ー第2弾 ― 2011/04/09 17:41
ネット上のたくさんの情報の中からすばやく必要な情報を得るために役立ちそうなリンク集の第2弾です。
このような情報発信をされている方々に頭が下がります。
1. http://atmc.jp/
現在、公表されている放射能測定データすべてを一気に見ることができます。その他、各原子炉の温度・圧力等のデータ、気象庁初め各国の放射能拡散予測、これらがグラフ化されて表示。こんな便利なサイト一体誰が作っているのでしょう。
2. http://amanakuni.net/
大手マスメディアで報道されないような情報をピックアップしているページ。実はこういうところに真実が隠されているかも。
今回は、役に立つ「動画集」をアップします。やはり、映像と語りの説得力にはかないません。
1、予言されていた"原発震災"/広瀬隆氏インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=ovv2__vc-Nk&feature=fvwkrel
2、小出裕章「隠される原子」講演会場からの録画らしく画像は見にくいのですが、その語りはズシリと心に響きます。原子力研究者からの発言。2時間弱あります。
http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk
3、「ずっとウソだった」斎藤和義氏の昨年のヒット曲「ずっと好きだった」の歌詞に原発批判を加えたカバーソング。これは笑えない傑作です。このような痛烈なメッセージソングは、いつネットから削除されるか分かりません。
http://www.youtube.com/watch?v=b01yohRgfyc
これからも随時追加していきます。
このような情報発信をされている方々に頭が下がります。
1. http://atmc.jp/
現在、公表されている放射能測定データすべてを一気に見ることができます。その他、各原子炉の温度・圧力等のデータ、気象庁初め各国の放射能拡散予測、これらがグラフ化されて表示。こんな便利なサイト一体誰が作っているのでしょう。
2. http://amanakuni.net/
大手マスメディアで報道されないような情報をピックアップしているページ。実はこういうところに真実が隠されているかも。
今回は、役に立つ「動画集」をアップします。やはり、映像と語りの説得力にはかないません。
1、予言されていた"原発震災"/広瀬隆氏インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=ovv2__vc-Nk&feature=fvwkrel
2、小出裕章「隠される原子」講演会場からの録画らしく画像は見にくいのですが、その語りはズシリと心に響きます。原子力研究者からの発言。2時間弱あります。
http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk
3、「ずっとウソだった」斎藤和義氏の昨年のヒット曲「ずっと好きだった」の歌詞に原発批判を加えたカバーソング。これは笑えない傑作です。このような痛烈なメッセージソングは、いつネットから削除されるか分かりません。
http://www.youtube.com/watch?v=b01yohRgfyc
これからも随時追加していきます。
柏崎刈羽・科学者の会:「福島原発震災」をどう見るか ― 2011/03/28 23:47
柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会が発表したコメントを紹介します。
「福島原発震災」をどう見るか―私たちの見解
http://kk-heisa.com/data/2011-03-23_kkkenkai.pdf
柏崎は東電のもう一つの発電所で、7基の原子炉のうち4基が現在も運転中です。
「福島原発震災」をどう見るか―私たちの見解
http://kk-heisa.com/data/2011-03-23_kkkenkai.pdf
柏崎は東電のもう一つの発電所で、7基の原子炉のうち4基が現在も運転中です。
原発危機に対処するリンク集・・・その1 ― 2011/03/27 14:54
原発の事故以来ネット上には膨大な情報が流れています。25年前のチェルノブイリ原発事故のときとは大きな違いです。こうしてブログを開きましたがこんなことも25年前はありませんでした。さて、ネット上のたくさんの情報の中からすばやく必要な情報を得るために役立ちそうなリンク集を作ってみました。今後追加していきますがとりあえずその1ということでお役に立てばと思います。
1.今どうなっているかを知る
・全国の放射線モニタリングデータ
トップページがこれです。全都道府県の放射線量がわかります。水と降下物についてもデータが載っています。報道で出てくる数字もここが元です。最近ビジュアル版も出ています。>>全国放射線量マップ
・首相官邸災害対策ページ
ここのモニタリングデータは文科省版に加えて全国の原発周辺のデータもあります。
・気象庁 / アメダス風向
毎日の風向きと天気をチェックします。放射性物質は風に乗って運ばれますので、原発からの距離だけではなく風向きと風速がとても重要です。ここには海外の気象機関が公開しているような拡散予測はありません。
・原子力資料情報室
市民サイドで現在もっとも情報が集まっているところです。ほとんどリアルタイムに近い取り組みとなっています。新宿の事務所での測定値も公表されています。
2.どうしたらよいのか
・被ばくを避けるためには
・放射線被ばくを考える
この二つはいずれも原子力資料情報室の資料です
・放射能漏れに対する個人対策 / 山内正敏さん:スウェーデン国立スペース物理研究所(IRF)
避難行動をいつ起こすかの基準が具体的に書かれています。 また危険をより効果的に知るための提言もされています。
今回はこれ位にしておきます。要するに、いかに正確な情報をつかんで正しい判断を下すことができるか、ということだと思います。
1.今どうなっているかを知る
・全国の放射線モニタリングデータ
トップページがこれです。全都道府県の放射線量がわかります。水と降下物についてもデータが載っています。報道で出てくる数字もここが元です。最近ビジュアル版も出ています。>>全国放射線量マップ
・首相官邸災害対策ページ
ここのモニタリングデータは文科省版に加えて全国の原発周辺のデータもあります。
・気象庁 / アメダス風向
毎日の風向きと天気をチェックします。放射性物質は風に乗って運ばれますので、原発からの距離だけではなく風向きと風速がとても重要です。ここには海外の気象機関が公開しているような拡散予測はありません。
・原子力資料情報室
市民サイドで現在もっとも情報が集まっているところです。ほとんどリアルタイムに近い取り組みとなっています。新宿の事務所での測定値も公表されています。
2.どうしたらよいのか
・被ばくを避けるためには
・放射線被ばくを考える
この二つはいずれも原子力資料情報室の資料です
・放射能漏れに対する個人対策 / 山内正敏さん:スウェーデン国立スペース物理研究所(IRF)
避難行動をいつ起こすかの基準が具体的に書かれています。 また危険をより効果的に知るための提言もされています。
今回はこれ位にしておきます。要するに、いかに正確な情報をつかんで正しい判断を下すことができるか、ということだと思います。
全国の放射線モニタリングデータ ― 2011/03/26 00:08
文科省のホームページには全国の都道府県別放射線モニタリングデータが載っています。これを見るとどの県がどれくらい影響を受けているかある程度分かります。栃木県では3/15にピークがあったのがわかります。次々爆発が起きていた頃です。確か15日は雨だったと思います。私は仕事でした。
グラフスケールは最大5マイクロシーベルトになっています。今となっては平常時がどうだったのかよくわかりませんが(平常値は下に書かれています)、沖縄のグラフがきっと平常時に近いと思います。福島県はグラフがありません。しかも図表の解像度が低くてとても見にくいです。目を凝らして表をよく見ると、とても大きな数値が出ているのがなんとかわかります。30km付近で50マイクロシーベルトを超える値もあります。グラフの縦軸を10倍しても入らないほどの大きさだということです。だから他県と同じスケールが使えないのです。それにしても、どうしてこんなに分かりにくく読みにくくなっているのか疑いたくなります。
ついに、福島で原発30km圏が「自主」避難となりました。「自主」的という言い方に、国の責任のがれの姿勢が見えます。今になってやっと避難となったのは、放射能拡散予測システム(SPEEDI)の計算結果をやっと一部公表し、放射能汚染地域が30kmより広い範囲に広がっていることが明らかになったからだと思います。水や空気のことを考えるともっと広範囲の避難が必要だと思います。特に子どもや妊婦さんは心配です。
文科省ホームページはこちらですhttp://www.mext.go.jp/
グラフスケールは最大5マイクロシーベルトになっています。今となっては平常時がどうだったのかよくわかりませんが(平常値は下に書かれています)、沖縄のグラフがきっと平常時に近いと思います。福島県はグラフがありません。しかも図表の解像度が低くてとても見にくいです。目を凝らして表をよく見ると、とても大きな数値が出ているのがなんとかわかります。30km付近で50マイクロシーベルトを超える値もあります。グラフの縦軸を10倍しても入らないほどの大きさだということです。だから他県と同じスケールが使えないのです。それにしても、どうしてこんなに分かりにくく読みにくくなっているのか疑いたくなります。
ついに、福島で原発30km圏が「自主」避難となりました。「自主」的という言い方に、国の責任のがれの姿勢が見えます。今になってやっと避難となったのは、放射能拡散予測システム(SPEEDI)の計算結果をやっと一部公表し、放射能汚染地域が30kmより広い範囲に広がっていることが明らかになったからだと思います。水や空気のことを考えるともっと広範囲の避難が必要だと思います。特に子どもや妊婦さんは心配です。
文科省ホームページはこちらですhttp://www.mext.go.jp/
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